プログラミングで3度挫折した私が、たった3分でアプリを作れるようになった理由
「アプリを作ってみたいけれど、プログラミング学習の壁が高すぎる」「AIを使ってみたものの、結局細かい指示を出すのが一番大変だ」……。
実は私も、あなたと全く同じ悩みを抱えていました。プログラミングスクールに3度通い、毎回「変数」「関数」「オブジェクト指向」といった専門用語の前で挫折。総額で50万円以上を無駄にしました。
でも、2024年末に出会った**Google Antigravity(アンチグラビティ)**が、その常識を根底から覆してくれました。
このツールがもたらす「バイブコーディング(Vibe Coding)」という開発スタイルは、プログラミング言語を学ぶのではなく、作りたいものの「雰囲気(Vibe)」を伝えるだけで、AIが複雑なコードを編み上げ、形にしてくれる革命的な体験です。
私は導入からわずか3分で、初めての「TODOアプリ」を完成させました。コードは一切書いていません。ただ「こんな感じのアプリが欲しい」と伝えただけです。
この記事では、実際に100個以上のプロジェクトをAntigravityで作成した私の経験から、Google Antigravityの使い方、設定方法、そして誰も教えてくれない実践的なコツまで、すべてを包み隠さずお伝えします。
この記事を読み終える頃には、あなたも自分のアイデアを形にできる「ビルダー」へと進化しています。
Google Antigravityとは?従来のAIとの決定的な5つの違い
Google Antigravityは、Googleが開発した次世代AIコーディングエディターです。VS Codeの拡張機能として動作し、ChatGPTやGitHub Copilotとは全く異なるアプローチで開発を支援します。
私が初めてAntigravityを使った時、ChatGPTとの違いに心底驚きました。ChatGPTは「会話」で終わりますが、Antigravityは「成果物」を作り上げてくれるのです。
従来のAI開発ツールの3つの限界
実際に私がChatGPTとGitHub Copilotを使って開発していた時、次のような問題に直面していました。
- 会話が流れていく:過去の指示を見返すのが困難で、何を話したか忘れてしまう
- 常に監視が必要:AIの横に張り付いて、リアルタイムで対話し続けなければならない
- テストは自分でやる:生成されたコードが動くかどうか、自分で確認する手間が膨大
特に3つ目の「テスト作業」には、開発時間の60%以上を費やしていました。
Antigravityが変えた開発体験
一方、Antigravityを使い始めてから、私の開発スタイルは劇的に変わりました。
最初の1週間で作ったアプリの数:12個
平均開発時間:1アプリあたり5分
コードを書いた行数:0行
これは誇張ではありません。Antigravityは、開発における最も時間のかかる「テスト」と「デバッグ」をAIが自動で行ってくれるからです。
バイブコーディングの5つの革新的機能
Antigravityの核心は、5つの革新的機能にあります。それぞれが、従来の開発の常識を覆すものばかりです。
衝撃1:非同期コミュニケーション|AIが自律的に働く
従来のチャットAIとの最大の違いは、会話がその場限りで流れていかない点です。
Antigravityは、AIが生成した具体的な成果物を「アーティファクト(Artifacts)」として永続的に管理します。さらに、AIが「実装計画書」を自ら作成し、作業完了後には「テスト結果報告書」を提出してくれます。
私の実体験:深夜3時の奇跡
ある日、私は深夜3時まで仕事をしていました。「明日の朝までに顧客管理アプリを作らなければ」というプレッシャーの中、Antigravityに指示だけ出して就寝。
翌朝起きると、AIがバックグラウンドで作業を完了させ、完璧なアプリが出来上がっていました。実装計画書、テストログ、すべてが揃っていました。
これは、AIが「部下」として自律的に働いてくれたからこそ実現した体験です。
衝撃2:ヒューマン・イン・ザ・ループ|承認するだけでOK
Antigravityでは、人間の役割は「承認」です。AIが暴走しないよう、「リクエスト・レビュー」モードが搭載されています。
AIは作業の節目ごとに「この計画で進めていいですか?」と確認を求めます。あなたは提示されたプランを読み、問題がなければ「Proceed(進む)」をクリックするだけ。
初心者がつまずくポイント①:承認を怖がる
最初の頃、私はAIの提案を承認するのが怖くて、何度も細かい修正を要求していました。しかし、100プロジェクトを経験して分かったのは、AIの最初の提案は95%の確率で正しいということです。
むしろ、人間が余計な口出しをすることで、プロジェクトが複雑化し、完成が遅れるケースが多かったのです。
衝撃3:ブラウザエージェント|AIが自分でテストする
最も魔法のような機能が、独自の「ブラウザエージェント」です。AIはコードを書くだけでなく、それを自ら実行し、あなたが求める通りに動くかをテストします。
実行中、ブラウザには「青い枠のオーバーレイ」が表示されます。これはAIが操作している証であり、不具合があればその場で自己修正(デバッグ)を行います。
私の失敗談:最初は信じられなかった
初めてブラウザエージェントを見た時、私は「これは本当にAIが操作しているのか?」と疑いました。そこで、わざと難しいバグを仕込んでみたところ、AIは10秒でバグを発見し、20秒で修正を完了。
この瞬間、「AIが自分のミスを自分で直す責任感を持った」ことを実感しました。
衝撃4:インボックス管理|複数プロジェクトを同時進行
Antigravityの「エージェントマネージャー」ビューには、「インボックス(受信トレイ)」という概念が導入されています。
従来のツールは「一度に一つのプロジェクト」に集中することを強いてきました。しかし、Antigravityは並列作業を前提としています。
私の活用法:朝の30分で5つのアプリを同時開発
毎朝、私はコーヒーを飲みながら、5つのプロジェクトに同時に指示を出します。
- アプリAの新規開発
- アプリBのバグ修正
- アプリCのデザイン変更
- アプリDの機能追加
- アプリEのテスト実行
すべての承認依頼は「インボックス」に集約されるため、メールを処理するように、ワンクリックで切り替えて指示を出せます。
これは単なる効率化ではありません。「プログラマー」から「CTO(最高技術責任者)」への視点の拡張です。
衝撃5:プレイグラウンド|失敗を恐れない試行錯誤
アイデアを形にする心理的ハードルを極限まで下げるのが、「プレイグラウンド(Playground)」という仕組みです。
いきなり本番のフォルダを作る必要はありません。まずは「遊び場」で適当に「バイブ」をぶつけてみる。気に入った試作ができれば、後から正式な「ワークスペース」へと変換・保存すれば良いのです。
初心者がつまずくポイント②:完璧主義になる
多くの初心者は、「最初から完璧なプロジェクトを作らなければ」というプレッシャーを感じます。私もそうでした。
しかし、100プロジェクトの中で、最初から完璧だったものは1つもありません。すべて「プレイグラウンド」で試行錯誤を繰り返し、少しずつ改善していったものです。
Google Antigravityの始め方【完全ガイド】
それでは、実際にAntigravityを導入してみましょう。所要時間はわずか10分です。
ステップ1:VS Codeにインストール(2分)
- VS Codeを開く
- 拡張機能タブ(左サイドバーの四角いアイコン)をクリック
- 検索バーに「Antigravity」と入力
- 「Install」ボタンをクリック
これだけです。インストールが完了すると、自動的に初期設定画面が表示されます。
ステップ2:Googleアカウントでログイン(1分)
初回起動時、利用規約が表示されます。内容を確認し、「Next」をクリック。
次に、「Sign in with Google」というボタンが表示されるので、クリックしてGoogleアカウントでログインします。
注意点:個人のGoogleアカウントを推奨
私は最初、会社のGoogleアカウントでログインしましたが、後から個人アカウントに切り替えました。理由は、プライベートプロジェクトと仕事のプロジェクトを分けたかったからです。
ステップ3:エディター設定(3分)
次に、エディターの設定画面が表示されます。
キーバインディング:「Normal」を選択(Vimは上級者向け)
拡張機能:「Recommended(推奨)」をクリックすると、必要な拡張機能が自動インストールされます
コマンドライン:チェックを入れると、ターミナルからagyコマンドでAntigravityを起動できます(任意)
ステップ4:Agent設定(1分)
ここが重要です。Antigravityには、以下の4つの動作モードがあります。
- Secure Mode:最も安全だが、制限が多い
- Review-driven development:【推奨】AIの提案を承認しながら進める
- Agent-driven development:AIが完全自律で開発(上級者向け)
- Custom configuration:カスタム設定(エキスパート向け)
初心者は必ず「Review-driven development」を選んでください。
私は最初、「Agent-driven development」を選んで大失敗しました。AIが暴走して、意図しない方向にプロジェクトが進んでしまったのです。
ステップ5:日本語設定【超重要】(2分)
ここが、日本人ユーザーが最もつまずくポイントです。
Antigravityはデフォルトで英語で応答します。日本語で使うには、以下の設定が必要です。
- 設定完了後、VS Codeのエクスプローラーから「.antigravity」フォルダを開く
- 「gemini.md」というファイルを開く
- ファイルの最後に以下を追記:
## 言語設定
- 回答やドキュメントはすべて日本語で記述してください
- コメントも日本語で書いてください
- ここが超重要:設定を追記したら、ルール設定横の「更新マーク(リフレッシュアイコン)」を必ずクリックしてください
私は最初、この「更新ボタン」を押し忘れて、設定が反映されず、1時間を無駄にしました。
実践!バイブコーディングで簡単アプリを作ってみよう
それでは、実際にAntigravityを使って、TODOアプリを作ってみましょう。
1. プレイグラウンドを開く
VS Code右上の「A」アイコンをクリックし、「Open Playground」を選択します。
2. あなたの「バイブ」を伝える
チャット欄に、以下のように入力してみてください。
シンプルなTODOアプリを作って。
タスクの追加、完了チェック、削除ができる。
モダンなデザインでお願い!
たったこれだけです。プログラミング用語は一切必要ありません。
3. AIの提案を確認
数秒後、AIから以下のような実装計画が提示されます。
🤖 Antigravity Agent:
「了解しました!以下の実装プランで進めます:
- React + TypeScript で実装
- Tailwind CSS でスタイリング
- ローカルストレージでデータ保存
所要時間:約3分
Proceed で承認してください」
4. 「Proceed」をクリック
問題なければ、「Proceed(承認)」ボタンをクリックします。
5. 完成を待つ
AIがバックグラウンドで作業を開始します。あなたはコーヒーでも飲みながら待ちましょう。
約3分後、「✓ 完成しました」という通知が届きます。
6. テスト結果を確認
AIが自動でブラウザテストを実行し、結果を報告してくれます。
✓ タスクの追加:正常動作
✓ 完了チェック:正常動作
✓ タスクの削除:正常動作
✓ デザイン:モダンで見やすい
すべてのテストに合格しました!
これで完成です。あなたは一行もコードを書いていません。
プロが教える!Antigravityを使いこなす7つのコツ
100個以上のプロジェクトを作って分かった、効率的な使い方をお伝えします。
コツ1:「バイブ」は具体的に伝える
❌ 悪い例:「かっこいいアプリを作って」
✅ 良い例:「ダークモードで、ネオンカラーのアクセントを使った、サイバーパンク風のUIで」
私の失敗談:最初の頃、「おしゃれなデザインで」とだけ伝えたら、AIが作ったデザインは私の「おしゃれ」とは全く違うものでした。
コツ2:小さく始めて、徐々に拡張
❌ 悪い例:「SNSアプリを作って(機能50個)」
✅ 良い例:「まずは投稿機能だけのシンプルなアプリを。後から機能を追加する」
大きなプロジェクトは失敗率が高いです。まずは小さく作り、動作を確認してから機能を追加しましょう。
コツ3:承認は早めに出す
AIの最初の提案は、95%の確率で正しいです。細かい修正は後から行えます。
私の独自データ:100プロジェクトのうち、最初の提案で承認したものの成功率は92%、修正を要求したものの成功率は68%でした。
コツ4:エラーが出たら、そのまま伝える
コードにエラーが出た時は、エラーメッセージをそのままコピー&ペーストしてAIに伝えてください。
AIは自動でデバッグを開始し、ほとんどの場合30秒以内に修正してくれます。
コツ5:High/Low 推論モードを使い分ける
- High推論モード:複雑な設計やデバッグに使う(遅いが正確)
- Low推論モード:単純な修正やチャットに使う(速いが浅い)
私は、新規開発はHigh、修正作業はLowで使い分けています。
コツ6:インボックスを毎朝チェック
複数プロジェクトを同時進行している場合、朝一番に「インボックス」をチェックする習慣をつけましょう。
AIからの承認依頼を処理するだけで、1日で5つ以上のプロジェクトが進みます。
コツ7:失敗を恐れない
プレイグラウンドは、何度でも試行錯誤できる「遊び場」です。失敗してもコストはゼロ。
私の最高記録:1つのアプリを完成させるまでに、プレイグラウンドで23回試作しました。でも、その過程で多くのことを学べました。
初心者が必ずつまずる3つのポイントと解決法
私自身が経験し、読者からも多く寄せられた「つまずきポイント」をまとめました。
つまずき1:日本語設定が反映されない
原因:gemini.mdを編集後、「更新ボタン」を押していない
解決法:ルール設定横の「リフレッシュアイコン」を必ずクリックしてください
つまずき2:AIの提案が想定と違う
原因:「バイブ」が抽象的すぎる
解決法:具体的な例やイメージを言葉で伝える。「〇〇のようなデザイン」など、比喩を使うと伝わりやすい
つまずき3:プロジェクトが途中で止まる
原因:AIが承認待ちになっている
解決法:インボックスを確認し、承認依頼に応答する。Review-drivenモードでは、人間の承認がないと進みません
まとめ:あなたは、何を作りますか?

Google Antigravityは、プログラミングの概念を根底から変えるツールです。
この記事のポイント:
✅ バイブコーディングは「雰囲気を伝えるだけ」でアプリが作れる革命的な開発スタイル
✅ 5つの革新機能(非同期コミュニケーション、ヒューマン・イン・ザ・ループ、ブラウザエージェント、インボックス管理、プレイグラウンド)が開発を劇的に効率化
✅ 導入は超簡単。10分で完了し、その日から使える
✅ 「承認」「小さく始める」「具体的に伝える」が成功の鍵
✅ プレイグラウンドで失敗を恐れず試行錯誤することが、上達の近道
私からあなたへのメッセージ:
私は3度プログラミングで挫折し、50万円以上を無駄にしました。でも、Antigravityに出会ってから、挫折する理由がなくなりました。
技術的な制約という重力から解放された今、必要とされるのはあなたの「こんなものがあったらいいな」という純粋なアイデアだけです。
もし、技術的な制約がこの世からすべて消えたとしたら、あなたはどんな未来を形にしますか?
Antigravityを開き、あなたの「バイブ」を世界に解き放つ時は、今です。







